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新型コロナウイルスのパンデミックを受けた緊急解説第2弾。
実はロミオとジュリエットも感染症の犠牲者?

前回の動画で解説した通り、感染症が人類の歴史に大きな影響を与え、人類は歴史のほとんどの期間において、なす術もなく死を迎えるしかなかった。
しかし同時に、人類は生命体として持つ”免疫”により感染症と果敢に戦ってきた。また何世代にもわたって蓄積した経験を疫病予防の慣習として伝承し、感染症から共同体を守ろうとしてきた。現代における人類の武器はもちろん医学だが、こうした世界史的な感染症と人類の戦いと共存を、「人類の逆襲」に焦点を当てて解説する。

前回の動画では、感染症が人類史に影響を与えるだけでなく、もはや歴史自体を作ってきたことに触れたが、実は世界史の授業で習った様々な事象が感染症との戦いに関係していることにも触れる。ロミオとジュリエットは結果的にペストの犠牲者であり、現在では人権の観念に反するインドのカースト制度も、過去においては感染症対策だったのではとの指摘がある。

また人類史の長きにおいて、いわゆる「勝者」とはすなわち、「他者に病気を感染させることができた側」だった。スペイン人のアステカ帝国、インカ帝国の侵略、そしてアメリカ建国の歴史を紐解きながら説明する。

上記のように、歴史上、ある社会集団が他の集団を侵略して勝利するとき、武器となったのが、その集団が特定の感染症に対して持つ「集団免疫」だった。

生命体としての人類が感染症との戦いで最終的にたどり着く「武器」は、そのウイルスや細菌を自らの体から駆逐する、あるいは症状を抑止する「免疫」である。特に社会集団では、大勢の人間が免疫を有する「集団免疫」を形成することで、歴史的に感染症との戦いで勝利するか、あるいは共存してきたとみられる。

この集団免疫を今回の対コロナ戦略のいわば中心に据えようとしたのがイギリスのジョンソン政権である。端的に言えば、国民の6割を感染させれば集団免疫を成立させる流れができ、この危機を将来的に乗り切っていくというものであった。しかし未知のウイルスに対して集団免疫で対抗するリスクは大きく、科学者たちの反発や疑念もあり、すぐにジョンソン政権はこの方針を事実上”撤回”する。

ただジョンソン政権の方針転換によって集団免疫を一律に切って捨てることも、必ずしも適切ではないと思われる。よって集団免疫についての考え方や歴史、そしてジョンソン政権の当初の狙いとその後の方針転換についても解説する。

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