日本学術会議の任命拒否をめぐる問題で、初の国会論戦。

野党はどう攻め、菅首相は、どう受けて立ったのか。

国会初論戦に向け、答弁資料を受け取り、手を消毒して議場に入った菅首相。

深々と頭を下げた相手は、マスクなしの二階幹事長だった。

28日の代表質問で菅首相と対峙(たいじ)するのが、スーツを新調した立憲民主党の枝野代表。

質問に立つと、日本学術会議が推薦した会員候補6人の任命を菅首相が拒否した問題について、厳しく追及した。

枝野代表「学術会議法7条2項は、『推薦に基づいて内閣総理大臣が任命する』と明記しており、推薦された方を任命しないことは、条文上明らかに違法です。任命しなかった理由は何なのですか? 明確にお答えください」

菅首相の答弁に先立ち、3人がかりでマイクや演壇を消毒。

そして…。

菅首相「必ず推薦の通りに任命しなければならないわけではない、という点については、内閣法制局の了解を得た、政府の一貫した考えです」

そして、首相がすっかりおなじみとなった“あの言葉”を口にすると、議場は荒れた。

菅首相が「任命を行う際には、総合的、俯瞰(ふかん)的な活動、すなわち、専門分野の枠にとらわれない広い視野にたってバランスの取れた活動を行い…」と述べていると、「独裁者!」というヤジが飛んだ。

菅首相「ちょっと静かにしてもらって。わたしが任命権者として判断を行ったもの」

また枝野代表は、菅政権が今回初めて掲げた、「2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする」方針についてもただした。

枝野代表「総理が2050年までの脱炭素社会実現を打ち出したことは歓迎します。しかし、そのために原子力発電への依存を強めることがあってはなりません」

菅首相「2050年、カーボンニュートラルは簡単なことではなく、温室効果ガス8割以上を占めるエネルギー分野の取り組みは重要であり、再エネのみならず、原子力含めて、あらゆる選択肢を追求してまいります」

目標を達成するうえでは、原発の活用も選択肢に入るとの考えを示した。

論戦は、29日も続く。

#日本学術会議

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